所属・氏名
青森市支部・奈良朋弥
今大会の結果
260超 優勝 (4人の総当たりリーグ戦)
1回戦 対 イ・ウンチョル選手(韓国釜山支部) 勝利
2回戦 対 目黒毅選手(多賀城支部) 不戦勝
3回戦 対 前田聡選手(大宮支部) 勝利
- 練習について
- 練習時間は週何回で合計何時間出来ましたか?
稽古は週1回(約2時間)、自主練習は週4回ほど(約1時間) 合計約6時間
- 合計の内訳はどのような割合ですか?(ランニング 分、基本 分、ミット 分、ウェイト 分、打撃スパー 分、寝技スパー 分、その他 分)
稽古では約2時間の中で打撃5割、投げ1割、寝技2割、補強2割です。
自主練習は約1時間の中でダッシュ、後ろ走り、ダンベルシャドーなどを行います。
- 大会に臨むにあたり、その他にどのような練習を行いましたか?
相手の体勢を崩す練習を意識的に行いました。
私はこの階級では体格が小さい方なので無理に投げを狙うよりは、相手の体勢を崩してから打撃を加えるか、チャンスがあればテイクダウンを狙います。
- それら上記の練習はどんな場面に生かされましたか?
3回戦の前田選手との試合では崩しからテイクダウンに成功しました。
- それら上記の練習方法についての反省・改善点はありますか?
反省点は崩した後の攻撃が中途半端だったので今後、改善します。
相手の体格に合わせた連携技のバリエーションを増やします。
- その他試合前に特に気を付けたことがあれば、それも教えてください。
試合前は会場入りしたらクールで無表情でいることです。
大会である以上は、勝敗を決める場所なので、
心理戦のようなものは存在すると思っています。
- 試合結果について
- 試合の結果について、どのように分析しますか?試合ごとに記入してください。
1回戦対イ・ウンチョル選手 (韓国 釜山支部)
後ろ回し蹴りなどを警戒して、ローキックで足元から攻める作戦を選びました。その作戦が功を奏したかは不明ですが、蹴りをキャッチしてテイクダウンをしたあたりでイ選手が脚の負傷を主審に訴えて、試合が中断し、そのまま勝利となりました。
2回戦対目黒毅選手 (多賀城支部)
東北予選の決勝戦で負けているので、今回の全日本で再戦できることを期待していましたが、残念ながら目黒毅選手の棄権によって不戦勝ちとなりました。目黒毅選手のパンチは硬く重い鉄球が急加速して飛んでくるような破壊力があるので要注意です。
3回戦対前田聡選手 (大宮支部)
前田聡選手は左構えだったので、左ストレート、左ミドル、左ハイを特に警戒して冷静に対処しました。勝利の決定打は、オーバーフック気味の右ストレートでした。その直前に出した後ろ回し蹴りのフェイクからの飛び蹴りは、不発しましたが、あの技で勝つことが理想でした。全体的にミスが少なく、無難な試合運びが出来たと思いますが、より早い段階で試合の主導権を握るための対策が必要だと感じました。
- また、どの試合が一番印象に残りましたか?
実質、優勝決定戦となった3回戦です。
試合前に声をかけてくださった皆様には感謝しております。
青森県から参加した仲間だけではなく、東北地区の他の道場の方々からも
応援していただき、本当に勇気づけられました。
- 今後の課題について(当面の目標と将来的な目標など。
今回の結果に驕らず積極的に挑戦し続けます。
いつ何時でも戦えるよう稽古に精進します。
青森国体に向けて青森県内での『大道塾』、『空道』の認知度の向上に尽力します。
- その他(上記項目以外で意見・感想があれば記入してください。)
約3年ぶりに試合に復帰しましたが、副審の判定材料についての考え方が統一されていて試合のルールが改善していると感じました。まだ曖昧な部分や盲点になっている部分があると感じることもありますが、進化し続ける大道塾空道に期待を寄せています。
大会関係者の皆様には本当に感謝しております。今後もよろしくお願いいたします。