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東孝連盟理事長より新年のご挨拶2009.1.5

些か遅い感がありますが、まずは「明けましておめでとうございます」。

昨年中も「国際・全日本空道連盟」並びに「大道塾」に対し、ご指導ご鞭撻ご協力を頂き誠に有難うございました。

さて愈々主催者「国際空道連盟」、主管者「全日本空道連盟」にとって、四年に一度の、連盟最大の行事とも言える「第三回世界空道選手権大会」の年が始まりました。

ご存知の通り、国際的な経済的混乱の中で、これまでのようなバブル経済に支えられたイヴェント格闘技は後退を余儀なくされております。

しかしながら、初めからそういう路線とは一線を画し、「単なる肉体的強者の追求、ではなく『青少年の健全育成と成人の自己啓発』に大きな力となる『世界に発信できる日本文化』である」との認識を持って「武道そのもの」を愚直に追求して来た、「空道」にそれはありません。

逆に世界からの矢のようなセミナー開催、加盟申請が続いており、昨年も着々と地に足を付けた各種の大会やセミナーを行うことができました。

国内では、2月の「少年少女・学生・ビジネスマン大会」に始まり「春期体力別大会」、7月「全国合同合宿」、11月「秋期体力別大会」。
海外においても、2月に「第二回ヨーロッパ大会」(ロシア)、9月「第一回アジア大会」(モンゴル)、10月「第一回東欧州大会」(ブルガリア)、「第一回中東・アフリカ大会」(UAE)と矢継ぎ早に「大陸大会」が開催され、それに伴いドイツ、ロンドン、イタリア、コロンビア、韓国、ブラジル、エジプト、アメリカ(NYC)と初めての国、新支部が生まれた国等々で多くの大会や、セミナー等々。

2009年も年頭から、国内においては2月に「少年少女・ビジネスマン大会」(東京)、5月に世界大会最終予選となる「09全日本空道体力別大会」(仙台)があり、海外でも多くの大会、セミナー等が計画されており、世界大会の準備との調整に追われそうです。

そして愈々今年2009年11月15日。「第三回世界空道選手権大会」が、空道の聖地国立代々木競技場、第2体育館で開催されます。

今回は世界約50ヶ国以上の参加が見込まれています。国を挙げての支援体制の下、前大会では三階級を制覇した強豪ロシアに加えて、新たに、強靭な体力を誇るイラン、クエートなどの中東勢、総合の経験豊富なチリ、南米の格闘技大国、ブラジル等などの南米勢。そして遂に世界の格闘技大国、アメリカも参戦し「多極化」した、名実ともに充実した「世界大会」となります。

これも今日までご指導ご鞭撻を賜りましたご後援者の皆様方のお陰と心から御礼申し上げます。と同時に、「武道立国、日本」の誇りと、「空道発祥の国、日本」の名誉とを掛けて、役員、支部長、ご後援者、塾生、ファンの方々が一丸となって、4年に一度のこの世界大会で確かな結果を残さなくてはならないと思います。

どうか気が早いと思われるでしょうが、11月15日の「第三回世界空道選手権大会」、今からも皆様の今年のスケジュールに加えていただき、多くの方々と共にご声援のほどをお願い申し上げ、年頭のご挨拶に代えさせて頂きます。

平成21年1月5日
国際・全日本空道連盟総本部 理事長
大道塾 代表師範・塾長
東 孝


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