「空道を推進する議員連盟」設立について2011.11.11

11月1日、加盟議員約20名よりなる「空道を推進する議員連盟」が設立され、同日東京都千代田区の衆議院第2議員会館にてその第一回総会が開催されました。
「空道を推進する議員連盟」は、以前から企画はされていましたが、中々取り掛かれないでいました。しかし、空道提唱10周年、そのルーツである大道塾30周年という区切りを迎えたことで、「空道」がより一層、青少年教育の一端を担う公的競技を目指すためにも、国民スポーツの統一組織である(財)日本体育協会への加盟 を力強くかつ明確に推進することを目的に設立されたものです。

第一回総会は参議院予算委員会開催の影響で、鳩山邦夫先生(会長)、小野寺五典先生(事務局長)、松浪健太先生、の常日頃ご指導いただいている先生方と、今村雅弘先生(衆議院佐賀)の4名、欠席加盟議員代理人数名、文科省から3名の参加となりました。
総会にあたり、連盟推進部長の松原隆一郎全日本空道連盟理事が「知徳体の三位一体を目標として歩んで来た空道がここまで成長した以上、より一層、青少年教育の 一端を担うために公的競技を目指したい」との挨拶、次に高橋英明副理事長が「空道とはなにか」を第二回世界大会DVDの視聴を交えながら解説しました。最後に 東 孝理事長よりこれまでの体協加盟運動の経緯の説明がされ、それらに対する質疑応答が行われました。
次に、文部科学省スポーツ・青少年局、スポーツ・青少年総括官の山口敏氏より、「体協加盟の条件(※)の内、空道連盟がクリアすべきものは『数県の県体協への加盟 実績』という項目と思われる」というアドバイスを頂き、「空道連盟として、その早急な実現に努力しよう」と決議し、総会は終了しました。

(※)加盟申請審査要綱による審査6項目 /1.スポーツ団体としての資格/ 2.そのスポーツの唯一の全国統括団体であること/ 3.組織機構の整備状況、健全性 / 4.そのスポーツの国際連盟の有無と当該団体との関係 / 5.国内の普及度 / 6.今後の発展性