遠征レポート寺園紳一(大道塾中部本部責任者)
押忍!中部本部の寺園です。今回、韓国・ソウルでの「第2回空道アジア韓国大会」に審判員として同行させて頂きました。
7月25日(金)
10時に羽田空港に集合。出陣式を終え12時5分に出発し、およそ2時間でソウル金浦空港に到着。韓国・ソウルのキム支部長と札幌西の菅原支部長の出迎えを受けました。宿にチェックイン、選手たちは無事に計量を終え、夜はとても美味しい韓国の伝統的な食事を頂きました。
1日目の食事会場
7月26日(土)
11時から参加者全員でジョイントマットを敷き、審査&セミナーの開始。私は基本と移動の見本と号令を塾長に代わってさせて頂きました。基本の手技・蹴り技に関して日本との違いはあまり見られずキム支部長、イム支部長が日本で学んだ事をキチンと伝えていると思いました。審査&セミナー後の予選試合はビザの関係で来れなかった選手がいたため残念ながら試合は行われませんでした。夜はウェルカムパーティーで各国選手団の自己紹介。韓国選手と「彼女いる、いない」対決で深澤くんが明日の試合に向けてヒートアップしていました。
7月27日(日)
大会会場
13時、大会会場に向かい14時から開会式。塾長の挨拶、選手宣誓と続き韓国舞踏団の素晴らしい公演の後、大会が始まりました。我々、審判団はW中西支部長、菅原支部長、黒木支部長、私の5人でフル出場でした。黒木支部長の主審さばきは素晴らしく、自分の方は・・・押忍↓。試合は、技術面で日本選手の方が上回っていた(特に寝技)ので好成績を収めましたが、韓国選手はとても力強く、技術を上げ試合経験を積めば打倒ロシアに向けてアジアの頼もしいパートナーになりそうです。大きなケガ人もなく無事に大会が終わり選手達もようやくリラックスでき、夜は焼き肉屋さんで日韓友好の宴が始まりました。韓国支部の塾生たちはみんなお酒が強く盛り上げ上手で、塾長はとても楽しそうでした。私もお酒が飲めないのですが日韓友好のため少しだけ頑張って(眠くて宿に帰りたかったけどチャンプに捕まり)4次会まで付き合いました。おかげで素敵な経験が出来ました。菅原支部長、ありがとうございます。
左 伊藤新太選手、中央 韓国の吉濱(※)ことリ・ジンゥ選手、右 -260優勝のキム・フィギュ選手
(画像は初日のウェルカムパーティーで-260出場選手達が自己紹介をしている時のもの)
(※編集部注)大道塾那覇道場吉濱実哲支部長
7月28日(月)
遅めの朝食後、菅原支部長の計らいで金浦空港到着までの間にソウル市内観光。(車窓から東大門とバスから降りて景福宮と大統領官邸前を見学)ソウル駅近くのホテルで別便で帰国の菅原支部長、野村選手と別れ、先に空港で待っている塾長の元へ。事務局長から再三の電話にあせる私。キム支部長は出発30分前でも間に合うと平気な顔。なんとか1時間前に空港に到着し塾長たちと合流、日本に無事帰国できました。
一大イベントを終え、ようやく笑顔のキム支部長(左)
簡単なレポートですが、韓国で初めて行われた記念すべき大会に同行させていただき塾長、事務局長ありがとうございました。また韓国での手厚いおもてなし、菅原支部長、キム支部長、イム支部長ありがとうございました。仕事で滞在中、ソウル支部で練習をしている新潟支部の松井さん、お世話になりました。翌日、仕事なのに4次会まで付き合ってくれたガンスくん、めぐみさんと幸せにね。カムサハムニダ!世界大会で会いましょう。押忍!
更新日 2014.8.5