2022アジア空道選抜選手権大会は、ドーピング検査(競技会検査)の対象大会となります。
なお、TUE(治療使用特例)が必要な選手はホームページから申請の手続きを行ってください。
TUEとは、禁止物質を病気の治療目的でやむを得ず使用する必要があり、一定の条件を満たした場合に、例外的に禁止物質の使用が認められる制度をいいます。
禁止物質を病気の治療目的でやむを得ず使用する必要がある場合には、必ず申請の手続きが必要です。
国際空道連盟より選手の居場所情報の登録に関する連絡を受けた選手は、登録情報に基づきドーピング検査(競技会外検査(OOCT))が行われますので、正確な情報を入力してください。
TUEとは、「治療使用特例」のこと
禁止表に掲載されている物質や方法を治療目的で使用せざるを得ない場合であっても、事前に所定の手続きによってTUEが認められれば、例外的に使用することができます。
(承認条件や注意事項は(公財)日本アンチ・ドーピング機構(JADA)のホームページ(http://playtruejapan.org) を参照ください。
ただ、TUEが承認されていなければ、医療上の理由でも禁止物質・禁止方法を使用できません。もし、使用してしまうと「アンチ・ドーピング規則違反」と判断されることがあるので、下記の承認条件を確認したうえで、十分注意して手続きを行ってください。原則としてTUEが必要な大会の30日前までに申請する必要があることも、覚えておいてください。
申請対象
- 治療をする上で、使用しないと健康に重大な影響を及ぼすことが予想される
- 他に代えられる合理的な治療方法がない
- 使用しても、健康を取り戻す以上に競技力を向上させる効果を生まない
- ドーピングの副作用に対する治療ではない
申請方法
KIFの主催するアンチ・ドーピング規定に基づくドーピング・コントロール対象国際大会に出場する選手は、Kudo International Federation(KIF)にTUE申請をします。(一社)全日本空道連盟の主催するアンチ・ドーピング規定に基づくドーピング・コントロール対象全日本大会に出場する選手はJADAへ直接申請します。
※国際大会と国内大会でフォームが異なります。
TUE申請にまず必要なのは担当の医師との書類作成です。TUE申請書をダウンロードし、アスリートに関する情報をアスリート自身で記入の上、医学的情報を伴う診断内容などを医師に書いてもらってください。その書類などをもとにTUE委員会で審査が行なわれ、アスリートへ結果が通知されます。
また、救急治療や急性病状の治療で禁止物質や禁止方法を使用した場合は、事後であっても速やかにTUEを申請してください。これは「遡及的TUE申請」と呼ばれるもので、通常の申請条件に加え「緊急性を証明する医療記録」が必要になります。(申請先・申請方法参照JADAHP:https://www.realchampion.jp/what/health/tue/)
TUE申請書のダウンロード
※いずれも英語で記入してください
※TUE申請書の記入例(参照:JADAHP)
◆その他、TUEに関連する書式 (参照:JADAHP)