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2022 北斗旗全日本空道体力別選手権大会・2022 全日本空道ジュニア選手権大会について (開催延期のお知らせ)
関係各位 空道連盟通知2022_03 2022 年1 月17 日 一般社団法人 全日本空道連盟 理事⾧ 高橋 英明 1 月22 日開催予定の全日本空道体力別選手権大会 および 全日本ジュニア選手権大会 について コロナ禍、皆様におかれましては大変なご苦労をされておられることと案じております。表記件について、下記の通りお知らせいたします。急なお知らせにつき関係各位の皆さまには多大なご迷惑ご難儀をおかけしますが、何とぞご理解ご協力をお願いいたします。 記 【対象の大会名】 2022 北斗旗 全日本空道体力別選手権大会 2022 全日本空道ジュニア選手権大会 【措置】 開催延期(中止、大会規模縮小による開催を含む) 【延期の理由】 ご存じの通り、本日、政府は新型コロナの感染急拡大を受け1 都10 県に「まん延防止等 重点措置」を適用する方向で検討することになりました。連盟では下記事項を総合的に検 討し、大変残念ながら延期とすることとしました。 ・感染防止対策を施すにせよ開催により感染拡大を招く可能性が少なからず存在すること ・選手の辞退、上京が叶わない父兄が少なくないこと ・世界大会予選であるので選手各位には良好な状態で試合に臨んで欲しいと判断したこと ・大会スタッフ確保が極めて困難になってきたこと 【今後の見通し】 世界大会日本代表選手の選考を行うにあたり、3 月下旬もしくは4 月初旬に、それぞれの代わりと なる大会の開催をしたいと考えています。 一般部の代表選考については、人数を絞ったうえで別途予選を開催するか、または強化合宿内で代 表決定試合を含む選考を行いたく検討中です。 また、ジュニアはU11、U12 を除くクラスで予選大会を行いたく検討中です。 詳細については、決定次第、改めて通知いたします。 以上
2022北斗旗 全日本空道体力別選手権大会 2022全日本空道ジュニア選手権大会について
空道連盟通知2022_01 表記件について、以下の通りお知らせいたします。 【大会名】 2022北斗旗 全日本空道体力別選手権大会 「2022第6回世界空道選手権大会」日本代表最終選考試合 2022全日本空道ジュニア選手権大会 「2022第3回世界空道ジュニア選手権大会」日本代表最終選考試合 【日時】 2022年1月22日(土) 開場 9:00 【場所】 国立代々木競技場 第二体育館 東京都渋谷区神南2-1-1 主催: 一般社団法人 全日本空道連盟 主管 : 東京都空道協会 共催:大道塾 総本部 後援:スポーツ庁・東京都(申請中)・特定非営利活動法人 日本ワールドゲームズ協会 【大会次第】 2022 全日本空道ジュニア選手権大会 開会式 : 9:30 試合開始: 9:50 閉会式 :12:50 2022 全日本空道ジュニア選手権大会 開会式 : 14:00 試合開始: 14:20 閉会式 : 18:20
2021.11.28 全日本空道シニア選抜選手権大会リポート
2021年11月28日(日)、東京都新宿区・新宿スポーツセンターにて開催された今大会、コロナ問題が収束していない状況での開催ゆえ、無観客で、客席のない競技場で開催されたが、北は北海道、南は九州から集まった45名が「身長(センチ)+体重(キロ)−年齢」の数値によって分けられる6つのカテゴリーでみせた闘いは、例年と比べて、むしろより熱く感じられるほどの激戦の連続であった。 軽量級決勝は、前回大会、2019年決勝と同一カード、糸永直樹(大道塾草加支部)vs水野栄治(大道塾多賀城支部)の再現となった。コロナ問題により、昨年2020年にはシニアクラスの全日本規模の大会が開催されなかっただけあって、両者とも頂点での再会を楽しむかのようにハイスパートで打ち合う様が印象的だった。延長の末、糸永がバックマウントからのパンチ連打で効果ポイントを得て、V2達成を遂げた。 軽量級決勝。糸永の前蹴りがレバーを捕らえる。俗にいう「三日月蹴り」だ 52歳にして、華麗なステップで左膝を突き刺す糸永。打撃戦で翻弄しつつ…… 隙をついてテイクダウンを奪うや、バックマウントで制圧。空道の教科書的な展開をみせた 軽中量級は、初戦から決勝まで、すべての試合で右ストレートで効果や有効のポイントを奪った宮澤敏彦(大道塾札幌南支部)がV。シニア大会においては、本来的には、年齢を重ねた者同士だからこその「いぶし銀の」「老獪な」「匠の技の」闘いが展開されることが理想のように思えるが、実際には、一般クラスより試合時間が短く、一方で拳や脛をサポーターで覆ったうえに顔面防具を着用しているが故に顔面への打撃が「効かない」ことをいいことに、ひたすらフックの連打を打って突進し続けるスタイルの選手が多い。そんな中で、ストレ―トを的確に放ってポイントを挙げる宮澤のスタイルは賞賛に値するように思えた。 軽中量級決勝。相手の蹴りに合わせた宮澤の右ストレート 中量級決勝では、柔道参段の柊嘉実(大道塾川崎支部)が、吉永直樹(大道塾大田支部)を再三投げ伏せ、多摩川を挟んで東西の近隣対決を制した。吉永は2018・2019年に続き、3大会連続の全日本準優勝。来年こそは悲願の優勝成るか? またひとつ、シニア大会ウォッチャーの楽しみが増えた。 中量級決勝。柊の豪快な首投げ(腰車)が決まる 軽重量級は、極真空手で国際大会に出場、空道では2019シニア全日本準優勝の実績をもつ辻一磨(大道塾小岩支部)が、マウントパンチで小川哲朗(大道塾筑紫野支部)から効果ポイントを奪い、決勝を制した。生前の東孝塾長が最後に認可した大道塾支部の支部長である辻にとっては、コロナ渦中にスタートした支部活動を発展させていくうえで、絶好の肩書きができたかたちだ。 軽重量級決勝。辻のマウントパンチ 重量級には、もともとフルコンタクト空手の全日本王者で、MMAにおいても秋山成勲と対戦経験がある外岡真徳(大道塾関西宗支部)が出場し、初戦は相手をパンチで圧倒し、主審判断による一本勝ち。「それほどの実績のある選手がシニア大会に出場することは規制すべきではないか」といった声があがるほどの強さをみせたが、準決勝で、平田裕樹(大道塾中野支部)に右パンチによる効果ポイントを奪われ惜敗。決勝では、その平田を延長で制した横山智樹(大道塾行徳支部)が2019年に続く連覇達成を果たした。 重量級決勝。平田の蹴りをキャッチし、テイクダウンを決めた横山 外岡の初戦。パンチの連打で効果を3つ奪った 超重量級では、三島博史(大道塾草加支部)が、小林俊也(大道塾横須賀支部)から右ストレートで効果を奪い、決勝を制した。 超重量級決勝。豪快な右アッパーを放つ三島(青)。 閉会式で長田賢一・現大道塾塾長は「素晴らしい大会だった。「『社会体育』を表現していただいた。一般の全日本選手権に出場する選手たちも、続いていけると、励みになると思います」と、コロナ問題下で、社会生活との折り合いをつけつつ、万全の対策のもと集まり「四十路、五十路、六十路の青春」を燃やしたオヤジたちに労いの言葉をかけた。なお、所属者の上位入賞をポイント換算し、その多寡によって選定する「成績優勝道場」は、1位:大道塾草加支部、同率2位:大道塾横須賀・湘南支部、大道塾行徳・東中野支部という結果となった。また、優勝者のうち、最多ポイントを獲得した糸永がMVPに選出された。 後列が優勝者。左から三島、横山、辻、柊、宮澤、糸永。前列が準優勝者。左から小林、平田、小川、吉永、森本、水野