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2013ワールドゲームズinカリ コロンビア遠征記東由美子(事務局)
2013.8.7更新
全8日間の日程(2日間の飛行を含む)で、コロンビアのカリ市・ブガ市へ総本部事務局員として行って参りました。日程期間中の写真(できるだけ多く載せたいです!)に加えて、拙文で恐縮ながら個人的な感想を記させていただきます。
今回、空道がワールドゲームズ(以下、WG)の公開競技入りを果たすことができたのは、遡ってみると、参加の可能性が見え始めた2011年秋の、全日本無差別大会に、WG開催国現地当局の役員の方を招いて、「なんとかこのチャンスを!」という思いで、空道の魅力を必死にアピールした数日間に端を発しています。
その前後も含めて約2年越し、担当役員が次々に入れ替わったり、参加可能性を全否定されたり、急に再浮上したり、急遽、国際WG協会(IWGA)の会長とCEOの来日・空道視察が実現したり・・・と、とにかく右往左往しながら、皆さまのご理解ご協力と共に、今回のこの2日間の参加を只々夢見て真っ直ぐ突き進んできた結果ついに実現した事を、考えるとなおさら、現地で覚えた感動は当分冷めそうもありません。
出発日を思い出してみると、私自身、コロンビア側の曖昧な対応からのイベント成功への不安や、やってもやっても終わることのない諸々の準備に追われていた連日の状況等から、すっかり気持ちが張り詰めてしまっていました。なにせ今回の舞台は「第2のオリンピック」と言われるWGという大舞台、そしてカウンターパートとなる開催地は日本の感覚と大きく異なる南米コロンビア。それらが相まって、今にでもすぐに涙が出てきそうな状態(そうは見えないと思われますが、実はそうでした 笑)で羽田空港に到着。ここがビッグミッションのスタートライン・・・という幕開けでしたから(笑)
まだ未熟で修業が必要です(笑)
それでも、友次支部長の「笑顔で帰ってこれるといいね」という空港での一言が大きな刺激になっていたり、黒木支部長からの「いつもありがとう!!!」、小松支部長からの「現地での役割は任せてください!」等々のメールが心の支えになっていたりで、本当に、揃って笑顔で帰国できたのは、一人で何役も受け持って終始協力してくださった皆さんのお蔭、と感謝の気持ちでいっぱいです。(「美酒に酔いましょーう!」という皆さんへの返答も心の拠り所の一つでした 笑)
今後も、空道の踏むべきステップは、まだ数多く先に控えていますが、今回の「TWG2013Cali」での[Kudo Exhibition Match」の“大成功“は、公式競技を目指す空道を世界にアピールする大きな歩みとなったと確信します。同時に、今回、全11か国からの空道代表団が、心一つに一つの困難な大舞台を成功させたことは、何よりも忘れられない宝物となりました。改めて、空道が繋ぎ、生み出す力を強く感じ、それを支えてくださっている皆様に心より感謝の意を申しげたいと思います。
気持ちを合わせ気合いを入れるために服装統一した出国時。ものの5分間の、写真&ビデオ撮影用です(笑)
24時間のフライトと約2時間の車移動でブガ市のホテルにようやく到着
最後の夜は日本食やさんで打ち上げ(お昼はおなか一杯のお肉だったため(笑))
成功以上の成果に笑顔が溢れました。
東由美子(事務局)